一人旅!っていいものですけど、意外と苦労するのが「泊まるところ」。
特に、都市で一人泊まるとすると、ビジネスホテルかネットカフェ?
ビジネスホテルだと高いし、ネットカフェだと人権が……
というあなたに「高級カプセルホテル」という選択肢をご紹介します!
今回は広島にあるカプセルホテルCUBEを例に見ていきます!
- どうなっているのか!?
- 「部屋」を仕切るのはアコーディオンカーテン
- カプセル内部を見てみよう!
- シャワー室、ラウンジも併設!
- 果たして眠れるのか?
- チェックアウトは鍵をBOXにいれるだけ!
- 料金はネットカフェより高く、ビジネスホテルより安い
- 治安は悪くありません
どうなっているのか!?
まずフロントにてチェックイン。普通のホテルと変わりません。
フロントでICカードキーとロッカーキーをもらい案内されたフロアへ!
入口はこんな感じ。非常口のような雰囲気です。
男女ともフロアが分かれていて、階ごとに扉が施錠されているので女性でも安心!
入ると下駄箱があるので靴を脱ぎます…
中にもう一枚ドアがあり、これを開けると客室です。
「部屋」を仕切るのはアコーディオンカーテン
先ほどの扉を開けると、こんな感じで部屋(?)が並んでいます。
加湿器も設置されている!
迷いながら部屋番号を探し…
見つけました。私のエリアはここ!
簡単に言えば試着室の要領で、この中に「カプセル」が設置されています。
部屋番号の下にあるランプは使用していることを示します。
「部屋」のご紹介!
カプセルの上部は何もなく(棚などはなく防音のためのスペース(?)となっている)、最近のフェリーを彷彿とさせます。
カプセルの上にあるボタンはカプセル内の照明のスイッチになっています。
カプセルの横にあるロッカーは衣類などをしまうことができ、施錠もできます。
カプセル内部を見てみよう!
広さは、一般的なグレードのフェリーと同じくらいで、寝台特急のA寝台をイメージするとちょうどいい感じ。
マットレスは薄いながらもしっかりとしていて、申し分なしといったところです。
シャワー室、ラウンジも併設!
部屋の備品のタオルを持って、シャワー室へ。
先ほどのドアまで戻ります。
この廊下を進むと洗面所とシャワー室です。
掃除が定期的になされ、清潔感があります。
シャワー室には網の目状の使い捨てボディータオルもあります。
続いてラウンジを見てみましょう!
簡単な食事やちょっとした仕事にも使えそうです。
扉ひとつ境にして客室ですので、ワイワイはできません…。
果たして眠れるのか?
筆者は当日疲れていて(14時間普通列車を乗り倒した)すぐに寝てしまいましたが、
アコーディオンカーテンでしか仕切りがないので、やはり足音が響きます。
あと、たまたま隣のお客様が大いびきだったので、カプセルにその音が響きましたね…
しかし、旅慣れている方や仮眠程度であれば申し分ありません!
チェックアウトは鍵をBOXにいれるだけ!
翌朝はエレベーターの隣にあるこの箱に入れるだけ。
あっけないといえばあっけないですが、手間が省け、大変便利です!
料金はネットカフェより高く、ビジネスホテルより安い
広島にあるこのホテルの料金を見てみると、今回紹介した「プライベートキャビン」というタイプのお部屋で5,000円程度(多少変わります)。
都市部にあることを考えれば安いかと思います。
ただ、このタイプより一つ上のグレードのタイプは6000円~程度ですので、
その価格なら、ビジネスホテルの方が快適な気もします。
治安は悪くありません
部屋の仕切りをアコーディオンカーテンにすることで、
法律上、ホテルではなく簡易宿泊所の扱いを受け、価格が抑えられている、
高級カプセルホテル。
価格、快適性ともネットカフェ以上ビジネスホテル以下で、
このランクのニーズは結構あると思います。
筆者が泊った時にいたお客様の雰囲気、レビューからみる使用用途は、
- タクシーで帰るよりは安いので一泊!
- ビジネスで利用
- 寝るだけなので泊れればよい!
といった人たちで、治安(笑)はまったく悪くありません。
フロアが分かれ、洗面所も充実し女性にも利用しやすいことが特徴ですね。
それに対して、足音やいびきなどが響きやすいため、
音が気になる方や、旅になれていない方は、眠れない可能性があります。
東京にもこのようなカプセルホテルがありますので、宿泊場所の参考にしてみてください!