toremorの旅手帳

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東京から信州松本へ!交通手段徹底比較(料金編)

国宝松本城で知られる、信州松本。

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桜シーズンの松本城

筆者は長野県松本在住で出身が東京。

松本ー新宿間を年間10往復以上、名古屋方面も何回も往復しております…。

今回は東京から信州、松本までのアクセスを徹底比較してみたいと思います!

 

ところで、皆さん!

「長野って新幹線通ってるよね??それでいいんじゃん?」とか

「長野県?あぁ軽井沢あるとこでしょ?松本もその辺じゃん?」

って思ってませんか?

 

因みに東京から新幹線をつかって乗り換えるのと新宿から特急列車を使うのでは、ほとんど所要時間に差がありません。

 

長野県って広いんですよ。

松本は長野からも、軽井沢からも、

車でも列車でも1時間以上かかります!

 

とても長くなりそうなので、料金編、設備編、車窓編の3部構成で書いていきます…

まずはお金!料金編から!

 

それでは見ていこう~

 

列車の場合

特急列車の場合

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右…「あずさ」「スーパーあずさ」に利用される特急車両

中央線の特急「スーパーあずさ」「あずさ」を使います。

本数…約1時間に一本。新宿駅発着が大半です。

所要時間:2時間30分〜3時間(新宿まで)

料金:指定席(通常期)6900円。自由席は520円引きの6380円。

 

高くね?

と思ったそこのあなた!買い方次第でもっと安くなります!

 

☆クレジットカードをお持ちの方はえきねっとトクだ値(インターネットで申し込む)利用で35%引き(クレカないとこのきっぷは買えません!)。普通車の指定席が確保できます。これが最安値で4500円程度。えきねっと」と検索してサイトに移動、会員登録をすると使えます。

このきっぷはいつでも使えてますが、乗り遅れるとすべてがパーになって、料金だけが一括払いで引き落とされます。

 

☆そうでない方、乗る列車が直前まで未定の方はあずさ回数券利用で30%引き。

6枚セットで27780円(1枚当たり4630円)。

みどりの窓口などで買えます。「あずさ回数券ください」といえばOK。

グループ旅行にはこちらがおすすめだが、そんなに枚数いらないって方は金券ショップでばら売りしているのを使うと効果的。一枚当たりの値段は購入する枚数が少ないほど高くはなるが、5000円以下では買えるはずです。

このきっぷ、ちょっと変わっていまして、事前に紫色の指定席券売機みどりの窓口などで座席を追加料金なしで指定することができます。(グリーン車は無理!)

また、乗り遅れても当日中なら後続の特急の自由席に乗ることができます。

しかし、あずさ回数券は事前に列車や座席を指定しないと自由席しか乗れません。また、そのまま改札にきっぷを通した後、車内で車掌さんに「指定席に変えてください!」ってやることもできません!

さらに注意しなければならないのは、ゴールデンウィークや年末年始やお盆などに使えなくなるということです。

 

皆さんお気づきかもしれませんが、これらのきっぷは

自由席より指定席の方が安くなります。

 

因みにグリーン車に乗るぜって方は、9470円。

これは全国的なグリーン車の相場よりは安い金額です…。

この差額で手に入る設備は…次回お伝えします!

 

ただし、将来この料金体系は変更されることが発表されています。それについてはまた今度。

普通列車の場合

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山梨、長野地区に使用される普通列車の車両

本数…1時間に一本程度(参考まで)

所要時間…4時間少々~5時間(新宿まで)

料金…4000円

 

青春18きっぷならもっと安く乗れますけどね~

基本的には甲府などの駅と高尾または大月駅で乗り換えですが、

高尾、立川までの直通列車も存在します。

休日には「ホリデー快速ビューやまなし」号との併用もおすすめ。

筆者が乗りなれているせいもありますけど、

「意外と乗れるし速い」という印象です。

 

バスの場合(松本新宿線アルピコ交通京王バス

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松本新宿線に使用されている高速バス

本数…30~1時間に1本

所要時間…3時間30分(道がすいているとき)

料金…3500円

 

こちらも割引のきっぷがありまして、

ハイウェイバスドットコムというサイトからクレジットカード払いすると

2回分の回数券で5970円(片道換算2985円)が最安値。

※こちらは1枚では買えません。

 

クレカがない場合は(2回回数券、往復券ともに)2回分で6100円(片道換算3050円)(※こちらも通常は1枚では買えません。)がお得です。

 

また、追加料金1000円を支払うと、sクラスシートというゆったりとした席に座れます!

クレジットカード決済は、サイト内で決済後「ケータイ乗車券」というボタンをクリックすると、

スマートフォンの画面を見せるだけでバスに乗れるのでとても便利!

 

 ほかにもコンビニ決済ができるなど決済方法が多岐にわたることも魅力の一つです。

 

この高速バスは途中バス停が非常に絞られていることが特徴。

ちまちま乗り降りがないことは速達性も快適性も上げています。

 

一方もっと安いバスもあって、それはトラビスジャパンという会社が運営する、

元ツアーバス路線。

運賃は2000~3000円程度ですが、先ほど紹介したバスより所要時間が1時間増え、

本数も1日4本程度。

とにかく安く!っていう方にはおすすめですが、筆者は乗ったことがありません…

 

料金編総括

やはり安いのはバスって感じです。

バス会社には多彩な決済方法もあり利便性も高い。

「時間をお金で買う」という発想に立てば、

バスと列車の所要時間の差は実際にはおよそ1時間程度。

料金は1000~2000円程度の差があります。

「1時間にその料金の価値があるのか。」

 

これが料金面での利用者の判断の分かれ道だと思います。

 

※画像はすべて個人撮影。