11:00に金沢駅をスタートし、近江町市場で早い昼食。
新鮮な海の幸で満まんぷく状態の筆者が、
ゆっくりと歩き始めたところからスタート!
前回の記事はこちら。
1. 香林坊バス停、12:30→(徒歩6分)→長町武家屋敷跡
近江町市場から香林坊までは、前回もご紹介した北鉄1日フリー乗車券
を使ってバス移動。単距離ですが本数も多く、使った方が楽。
香林坊バス停で降りると、なにやらビルだらけ!
武家屋敷とは程遠い景色です。
幸いなんとなーく歩いていくと武家屋敷跡にたどり着いたのですが、
わかりづらいですので地図で確認!
「ふらっとバス」というバスに乗ると長町武家屋敷までバスでいけるのですが、
北鉄のフリー乗車券では利用できません!
さて、歩いていくとだんだん時代劇のセットのような雰囲気に変わっていきます。
驚きなのは、「実際に人が住んでいる」ということ。
本当に「生きたまま」保存されています。
ところで、ひと際目を引くのが土壁についている藁。
これは「こも掛け」といわれる冬の金沢の風物詩。
土壁が雪の水分で傷まないよう、藁で覆ったものだそうです。
「長町二の橋」を渡り、クランクを抜けると…
「水曜どうでしょう」というコアな番組の企画、
「日本全国絵はがきの旅 第2夜」に登場する、
「長町武家屋敷」のロケ地が見られます!
周辺には敷地内に立ち入ることができる屋敷も存在します。
立派な松…実際に住んでいる方もいらっしゃるので、
控え目で落ち着いて観光したいところです。
そして、散策をしていてふと目が留まった老舗記念館へはいってみることに…
入館料100円、館内撮影OK。
藩政の商家を復元し、金沢の伝統文化を伝える展示品が並んでいます。
加賀の代表的な伝統文化といえば「花嫁のれん」。
花嫁のれんは嫁入り道具のひとつで、
夫婦それぞれの家紋が入っていることが特徴。
金沢ー和倉温泉間で運行されている観光列車の名前にもなっています。
2階に上がると、「豪華な花が生けられている」
と思ったら…
made out of CANDY…
非常に美しく、技術力の高さを感じます。
www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp
2. 13:20、兼六園へ徒歩移動
兼六園までは武家屋敷散策の勢いのままに徒歩移動…
金沢城の城壁を横目に見ながら進んでいきます。
途中石川四高記念文化交流館に立ち寄ってみます。
建物の中はモダンな雰囲気。
建物半分(四高記念館内)は無料で入れます。
文学にご興味のある方なら、隣接する石川近代文学館もお勧めです。
(こちらは有料)
3. 13:45、兼六園
おっと……かなりの上り坂…
多少疲れ気味の足には響きますが…登っていきましょう!
今回は園内をダイジェスト的に回ったので、短めの45分コースですが、
しっかりとご覧になるためには1時間30分くらいかかるとのこと。
園内は大変広いので地図をお持ちになった方が便利。
園内に地図はなかなかありません…
瓢池
兼六園作庭のはじまりの地。
有名な霞ヶ池よりはこじんまりとしていますが、趣があります。
ここからもまだ上り坂。
雨が降ってきました。
坂を上りきると有名な霞ヶ池です。
霞ヶ池
ここで観光ガイドから怒られそうなくらいざっくりと説明します!
この池は様々な見どころがあるけれど…
と、
が並んでいておめでたい池なのです。
失礼しました…。
見どころの詳細は園内マップでクリックして確認してみることをおすすめします。
日本最古の噴水
意外と水圧が高く、迫力があります。
実はこれ、電気ではなくて水位差を利用して自然に噴き出しています!
洋風庭園にある噴水のイメージですが、日本の庭園にも合いますね!
梅林
全国の名梅を集めて作られている「梅林」。
すでに咲き始めていますが、一面に咲いたら圧巻でしょうね…
こちらは新しく、昭和43年につくられたようです。
見どころでなくても美しい
園内は見どころでなくてもすべてが「作品」です。
テーマパークと同じように、別世界にいるかのよう。
ぜひ散策しながら全体の雰囲気を味わってください!
4. 次回予告
次回は雨も降ってきたので一休み。
ひがし茶屋街で本物の茶屋を訪ね、金沢駅へ戻ります。
お土産処もご紹介します!