上田電鉄としなの鉄道の一部区間が一日乗り放題!
今や貴重な115系が主力となっている路線「しなの鉄道」、そして廃線の危機から全線復活を遂げた「上田電鉄」。
長野県の東側、東信と呼ばれる地域には魅力的な路線があります。
今回は一日にしなの鉄道の一部(軽井沢~上田間)と上田電鉄(全線)が乗り放題となる、軽井沢・別所温泉フリーきっぷをご紹介します。
あまり知られていませんが、結構お得なきっぷですよ~
- 上田電鉄としなの鉄道の一部区間が一日乗り放題!
- 「軽井沢・別所温泉フリーきっぷ」の発売箇所とお得な料金
- 橋梁崩落を乗り越え開業100周年を迎えた「上田電鉄」
- 国鉄車両も新型車両もそれぞれ魅力的な「しなの鉄道」
- 新幹線との接続駅で買えるので使いやすい
「軽井沢・別所温泉フリーきっぷ」の発売箇所とお得な料金
軽井沢・別所温泉フリーきっぷは、軽井沢~上田~別所温泉が一日乗り放題となるきっぷです。
このフリーきっぷは特性上、しなの鉄道と上田電鉄の両方の駅で販売されていて、通年で買うことができます。
- しなの鉄道…軽井沢、中軽井沢、御代田、小諸、滋野、田中、大屋、信濃国分寺、上田駅
- 上田電鉄…上田、下之郷、別所温泉駅
の窓口で購入することができます。
窓口が夕方には閉まってしまう駅もあり、駅によって開いている時間が異なるので注意が必要です。
どちらで購入してもデザインは同じで、券売機では買うことはできません。
料金は
- 大人…1880円
- 子供…940円
となっています。
参考までに別所温泉から軽井沢まで、定価で上田電鉄としなの鉄道を乗り継いだ場合、片道大人1480円です。
どこかで途中下車したり、往復使用するだけでもかなりのお得感があります。
橋梁崩落を乗り越え開業100周年を迎えた「上田電鉄」
台風で橋梁崩落という甚大な被害に見舞われながらも、先日見事に全線で復旧した上田電鉄は今年で開業100周年。
幾度となく廃線の危機を迎えましたが、住民やこの路線を愛する人たちによって今日まで走り続けています。
どうしてそこまで人を惹きつけるのか。
喉かな塩田平を走る別所線に揺られながら、信州の鎌倉「別所温泉」を目指すとその答えが分かるかもしれません。
国鉄車両も新型車両もそれぞれ魅力的な「しなの鉄道」
国内で、特に東日本では数少なくなった国鉄車両である115系。
しなの鉄道では現在でも一線で活躍していますが、その栄光もそう長くは続きません。
一方で新型車両として導入が進められているSR1系は、自社発注の完全新造車です。
休日に走る特別快速「軽井沢リゾート号」は、停車駅をかなり絞った特急並みの運転をする列車もあります。
軽井沢・別所温泉フリーきっぷでも追加の指定券を購入すれば乗ることができます。
かつて信越本線を駆け抜けた「特急あさま」の追体験。
車両こそ変わってしまいましたが、圧巻の走りを楽しめます。
新幹線との接続駅で買えるので使いやすい
軽井沢・別所温泉フリーきっぷは新幹線と接続する上田駅・軽井沢駅でも購入することができます。
購入の際はしなの鉄道・上田電鉄の窓口へ、みどりの窓口では残念ながら買えません。
上田電鉄は日中1時間に1本、しなの鉄道はそれ以上の本数がありますので割と気軽に乗りに行けるのも魅力的です。
まるでアフェリエイトみたいですけれど……東信に鉄道でお出かけの際は、ぜひ便利でお得な軽井沢・別所温泉フリーきっぷを使ってみてください!