toremorの旅手帳

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【長野電鉄】特急湯けむりの展望席とスノーモンキーの個室をネットで予約する

展望席と元グリーン個室がネット予約可能に!

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特急ゆけむりの先頭車両の展望席は指定席化された。

長野駅から志賀高原の麓に位置する湯田中駅までを結ぶ長野電鉄では、専用の車両で運行される特急が走っています。

かつての小田急ロマンスカー10000形(「ゆけむり」に充当)やJR東日本の成田エクスプレスに使用された元253系(「スノーモンキー」に充当)が現役で活躍しており、展望席や個室といった豪華な設備も健在です。

 

そして最近、これらの設備の一部が指定席化されました。

果たして利便性はどのように上がったのでしょうか?

今回は実際にネットで特急ゆけむりの展望席を予約してみようと思います。

 

 

nagaden-reserve.jp

以前は全車自由席だった長野電鉄の特急

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長野電鉄の特急は途中駅で乗り降りする客も多い。特急料金100円で乗車できるのも魅力。

以前まで長野電鉄の特急列車は全車自由席で、個室も当日のみの予約を窓口のみで行っていました。

 

長野電鉄の特急料金は100円しかかかりません(一部のフリーきっぷを使用すると特急料金不要)。

ゆけむりの展望席も自由席の一部だったので、お得感はあるものの座れるのは運しだいなところがありました。

 

一方でスノーモンキーの個室も当日まで空席状況が分からず、こちらも乗れるかは運しだいでした。

 

「ゆけむり」の先頭車両と「スノーモンキー」の1号車が指定席化

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特急列車の一部が指定席化されたことはあちこちに書かれている。

9時から17時までに運行される長野電鉄の特急(A特急)列車には指定席がつくようになりました。

座席指定料金は追加で300円

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ゆけむりには元特急ロマンスカーHiSEの車両が使われている。

特急ゆけむりの先頭車両(湯田中方面の1号車、長野方面の4号車。展望席を含む。)、および特急スノーモンキーの1号車は指定席になりました。

指定席を利用するには特急料金100円のほかに座席指定料金300円が必要になります。

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ゆけむりは展望席を含めた先頭車両が指定席となる。

普段の特急料金が安い分指定席の価格が高いような印象がありますが、個人的には「これくらいとってもいいんじゃないかな~」とも思います。

 

発売は1か月前から発車10分前までで、ネット予約のほか車内で購入することができます。(長野駅では窓口でも販売しているようです)

 

座席をネットで予約する方法(展望席の予約もこちら)

 長野電鉄HPからはトップページに特急列車の絵が出てくるので「▷詳細・予約はこちら」に進みます。

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長野電鉄のトップページから特急列車の予約に進む。

こちらが予約ページです。

次に、乗車区間や乗車日、人数を選択します。

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乗車区間や人数などを入力。

するとアイコンと時刻表が出てくるので、乗りたい列車を選びます。

成田エクスプレスのアイコンがスノーモンキー、ロマンスカーのアイコンがゆけむりに対応しています。

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乗りたい列車を選択する。

次のページで、シートマップから座席を選択できます。

展望席を利用する場合はB席かC席を選んだ方が展望しやすい気がします。

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シートマップから座席を選択。これは「ゆけむり」の画面。

色々と規約に同意して次のページへ。

会員登録するとネット上で予約のキャンセルや変更をすることができるようになります。

 

続いてクレジットカード情報を入力します。

決済方法はこれに限定されているようです。

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クレジットカード決済に対応。

予約の確認をしたら完了です。

チケットレスで、当日きっぷを受け取る必要はありません。

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予約番号が表示されたら完了。当日はそのまま乗るだけだが、特急料金を別途払う必要がある。

ただし、この予約システムは指定席料金のみに対応しています。

特急に乗車するためには別途特急券かフリーきっぷなどが必要になります。

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展望席からの眺めはロマンスカー時代を彷彿とされる解放感がある。

個室指定料金は追加で1200円

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スノーモンキーの個室指定席。元グリーン個室が健在である。

特急スノーモンキー1号車には、元グリーン個室の「個室指定席」があります。

この個室は追加料金1200円(以前は1000円だった)で利用することができ、こちらもネット予約に対応しました。

これは1室あたりにかかる値段で、1人から最大4人まで使うことができます。

 

指定席300円×4人分=1200円という計算なのでしょうか?

それでも元グリーン個室をこの価格で利用できるのは破格であると思います。

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スノーモンキーは元成田エクスプレスの車両が使われている。
元グリーン個室をネットで予約する方法

座席を予約する方法とほぼ同じです。

 

予約ページから入力を進めていきます。

成田エクスプレスのアイコンの「スノーモンキー」を選択します。

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個室指定席はスノーモンキーのみについている。

シートマップから「4人用個室席」を選びます。

一度の予約で一室を押さえるので、複数人で利用する場合も代表者が購入することになります。

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個室指定席は一度の予約で4席分を押さえる扱いになる。

あとは座席を指定する方法と同様で、予約の確認と決済を行い完了です。

こちらの個室は1編成に1室しかありませんので、予約当時に埋まっていたら他の列車を選ぶかキャンセルを待つ必要があります。

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予約を確認して決済に進む。

 

その他の車両は自由席のまま、追加料金100円で乗車可能!

今回は一部の列車の一部の車両が指定席化されました。

そのため、通勤通学時間帯を走るB特急や日中の指定席以外の座席は特急料金100円のみで利用することができます。

 

特急ゆけむりの展望席も最後尾は追加料金不要なので、お得に楽しみたい方は後方展望をおすすめします。

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特急ゆけむりの中間車両はハイデッカーとなっており、展望席とは違った解放感を味わうことができる。

長野電鉄の特急列車は展望席や個室以外も楽しみどころがありますので、是非いろいろな席でご旅行を楽しんでもらいたいですね~

 

 

www.toremor.work

 

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※諸般の事情で長らく投稿がなくすみませんでした……が久々に復活いたしました。これからも緩く投稿していきたいと思います。よろしくお願いいたします。