toremorの旅手帳

鉄道と旅行と温泉と。大学生の放浪の様子をご覧ください。

【迷宮廃墟と絶景の山城】戸倉上山田温泉街を歩く

時代によって求められた「温泉の世界観」は違う

信州には多くの温泉があり、当ブログの日帰り温泉探訪シリーズでも時々ご紹介しています。温泉は泉質だけでなく、秘湯であってもポピュラーな温泉でも、その世界観が人を惹きつけている部分があります。

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時代によって人々が求める「温泉の世界観」も変わります。

団体の社員旅行で大きなホテルに宿泊し、夜の街に繰り出すことが定番とされた時代から、

家族や友人または一人でのんびり温泉に浸かり、時には浴衣で温泉街を歩くスタイルが人気な時代へ。

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湯畑を中心に広がる温泉街を持つ草津温泉。海外の観光客にも人気がある。

そのニーズを読んで変化し続けてきた温泉街にも栄枯盛衰いろいろあるわけで…

今回はその激変の波に乗った「戸倉上山田温泉」を追ってみます。

 

迷宮廃施設の宝庫、戸倉上山田温泉

信州観光ホテル

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戸倉上山田温泉の温泉街でひと際目立つホテルがあるが、すでに廃墟となっている。

戸倉上山田温泉の一番奥に大きな巨大廃墟ホテルがあります。

写真では伝わりづらいですがかなり迫力のある建物で、現役当時は温泉街の中で一番大きなホテルだったようです。

 

廃墟ファンの間では知らない人はいないというくらい有名らしく、内部はYouTubeに多数公開されています。現在は厳重に立ち入り禁止の柵が設置されていますが、数年前までは誰でも入れるような状態だったとのこと。

 

廃墟は当然治安の悪化と隣り合わせなので、このホテルも一刻も早く解体してほしいという住民の意見も多かったはず。

約1年前に群馬県の業者が落札したことで、一部は解体。しかし、建物内にアスベストが発見されたため解体工事は中断されています。

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狭い階段に増築が重ねられた建築物。多くの設備投資が行われた様子がうかがえる。
信州観光ホテルは、善光寺参りの湯治客を目当てに1951年(昭和26年)に創業した。ささやかな木造3階建てからのスタートだったが、活気づいていく町とともに、また高度経済成長期の波にも乗り、増改築を繰り返し、400人収容の客室、350人収容の宴会場、コンベンションホールなどを整備するに至った。ホテルの経営はバブル経済が始まった頃の1986年(昭和61年)4月期にピークを迎え、年間売上9億2800万円を計上した。しかし、ピーク後の売上は横這いとなり、1992年(平成4年)に、売上曲線はついに下を向き始めた。加えて、増築のための多額の借入金が経営を圧迫し始め、毎年5000万円を超える赤字を出して債務超過に転落した

wikipediaにはこのように歴史が紹介されています。

高度経済成長期に旅館が大型ホテルに化けるのは、全国にもよくあること。

当時の需要は「会社の慰安旅行」のような団体客がメインで、広大な宴会場やホールが好まれました。

 

ところがバブル崩壊を経て経営が悪化、一説には長野オリンピックでの集客をもくろみ、再建を果たそうとしたらしいですが、大幅な債務超過でそれどころではなかったのかもしれません。

 

 

「城山」の観光開発

 戸倉上山田温泉は歓楽街が発達している、いまでは貴重な温泉街です。

明治から栄えていた戸倉上山田温泉は、かつては多くの芸妓が在籍していたようで、「男性団体客が夜の街に繰り出す」という温泉街の世界観があったことがうかがえます。

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「射的」を楽しめる温泉街も日本では少なくなった。パブリックドメインより引用。

もちろん、温泉街独特の風俗街や遊興的な街並みは、温泉街の発達に貢献しましたが、れだけでは満足感を得られる客層が限られます…。

 

家族連れで楽しむ施設が求められ、戸倉上山田温泉は裏山である「城山」をアミューズメント化したのです。

 

それでは「城山アミューズメント施設群」の全貌を見ていきます。

【廃】城山ミニロープ

戸倉上山田温泉の裏山である「城山」に登ると、ロープウェイに使われていたと思われる柱が見えてきます。

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ロープウェイに使われた遺構は現在でも見ることができる。

柱の形状からそれほど大きな車体ではなかったようにも見えます。

温泉街から、アミューズメント施設が連なる山頂部までのアクセス手段として、1969年に開業。1992年に利用客の減少により廃止されたようです。

駅舎自体は一部解体されていますが、事務所(?)のような建物は現存しています。

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ロープウェイの駅の遺構。敷地内に立ち入ることはできないが遠望することはできる。

山頂の駅周辺には当時使われていたと思われる看板などが放置されています。

「(信州)観光ホテル別館」「医学図書館」…

あの巨大ホテル、別館もあったのか…今ではどのような光景が広がっていたのか想像もつきません…

 

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駅の遺構周辺には看板が放置されている。

 

日本歴史館

ロープウェイ乗り場の隣には日本歴史館があります。

1969年からの城山のアミューズメント施設群はこのように、現役の施設となっているところもあるのです。

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日本歴史館は現在でも営業している。

とは言っても、一階部分はほぼ廃墟化していて、悪い言い方をすれば「現役の廃墟」と形容するのが適切かもしれません。

 

訪れた際は閉館していたので、再訪してみたいですね…

 

寺院と神社、アミューズメント施設の中心地

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城山のアミューズメント施設群の中心には寺と神社がある。鳥居の上のコンクリート建築は動植物園の廃墟である。

それぞれの神社や寺院については割愛しますが、城山には複数の神社と寺院があります。

これらの建物は現役で、実際に敷地内にアクセスすることも可能です。

 

ひと際目を引く神社の後ろに聳えるコンクリート建築は廃墟となっている動植物園の建物です。なんというカオス…

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寺院があるエリアから動植物園までは高低差があるが、屋根付きの歩道橋でアクセスができるようになっていた。現在は通行できない。

アミューズメント施設の中心地から動植物園までは、屋根付きの歩行者用通路があったことがうかがえます。実際はかなり小さく窮屈なつくりなので、関係者用通路だったのかもしれません。

 

【廃】動植物園

 城山をさらに上ると、動植物園の遺構を見ることができます。

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動植物園の入口には受付と看板の遺構が残る。

1967年に開業しているようですが、これは当時の金額としては高いような…?

自動車券は駐車券なんだろうか…

 

この山道を登っていくとなぜが埴輪が並んでいます…

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動植物園の通路脇にある埴輪。

歩いていくと先ほどのコンクリート建築が脇に見えてきます。当時はちょっと山道を下がるような形か、先ほどの歩道橋から建物内に入っていったと思われます。

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コンクリート建築の最上階は広間になっているようだが、通路は極めて狭そうであった。

動植物園の建物を覗いてみると、最上階は広間になっていたようです。かなりきれいな状態で残されています。

 

絶景の山城、荒砥城

城山の最上部は再開発がされていて、山城が復元されています。

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荒砥城は大河ドラマのロケ地としても使われたらしい。

こちらは有料ですが、かなりの絶景が楽しめるので入場料を払う価値があります。

筆者は歴史に疎いのであまり突っ込んだことはわかりませんが、戦国時代の山城として活躍したようです。

 

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頂上からは千曲川と戸倉の街を一望できる。

解体されなくなっていますが、かつて城山アミューズメント施設群には観覧車があったようです。もしかするとこのような絶景が楽しめたのかもしれません。

 

 

まとめ

今回は温泉本体ではなく、温泉街を紹介しましたが、戸倉上山田温泉は時代の変化によってさまざまな変化をしたことがうかがえます。

 

そしてそれらの遺構が残っていて、かなりカオスですけど、温泉街の変遷をこの身で感じることができる貴重な街でした。

 

中でも、戸倉上山田温泉の「裏山」である城山は、カオスな遺構を塗り替えるように絶景の山城が復元され、現在でも観光することができます。

 

皆さんも、戸倉上山田温泉のディープさを楽しんでみるのはいかがでしょうか?

 

 

※長らく更新が停止しておりました。申し訳ありません…。

 

 

【あずさ2号廃止】2020年ダイヤ改正で中央線特急はどう変わる?

JR東日本が3月のダイヤ改正の詳細を公開しました。

世間では「サフィール踊り子」のデビューなどが注目されていますが、

中央線特急はどう変わるのでしょうか。

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中央線特急に使われるE353系。

 

「あずさ2号」の廃止

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2020年のダイヤ改正では中央線特急「あずさ」「かいじ」の号数(あずさ〇号やかいじ〇号の〇、数字部分)が通し番号になります。

 

そのため上り列車(新宿方面)を走る特急は、

かいじ2号→あずさ4号→あずさ6号→かいじ8号→あずさ10号

と、行き先に関わらず出発時間とともに番号が上がっていきます。

 

狩人のデビュー曲にも歌われた、「あずさ2号」。前々回のダイヤ改正まで大月駅「8:00ちょうどのあずさ2号」が存在したのですが、前回のダイヤ改正で廃止(通過するようになった)に、今回は「あずさ2号」の名も消えます。

 

まあ当時の特急の号数は上り下り関係なく付番されていたので、「あずさ2号で信州に旅立つ」シチュエーションは大分前に消えていますが…(現在のあずさ2号は東京行き)

 

ただ利用者にとってみれば「あずさ2号」と「かいじ2号」が混在する現在に比べれば、誤乗は防げるのではないでしょうか。

 

 

千葉発南小谷行きロングラン特急の消滅

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かつては急行アルプスも大糸線に直通していた。

千葉6:38発あずさ3号南小谷行きは、「富士回遊」河口湖行き併結の松本止まりに変更になりました。このため所要時間5時間6分というロングランの在来線特急がまた一つ、姿を消すことになります。

 

またその代替として、後続の「8:00ちょうどのあずさ5号」が松本止まりから南小谷行きに変更になります。土休日も白馬以北は空気輸送になる大糸線内の「あずさ」、今回は廃止を免れたようです。

 

一部の「あずさ」、停車駅増加

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新宿駅に停車中の「あずさ」。

前回のダイヤ改正で「あずさ」の停車駅が大幅に削減され、一部の地域では住民の反対運動が起こり話題となりました。今回は利便性の改善のため朝夕の便を中心に停車駅が追加されています。

 

停車駅が大きく追加された便の所要時間はおおむね9分増加していますが、「こんなに追加されても9分で済むのか…」という感じ。性能の良い新型車両E353系の統一が、ここでも生きていると考えられます。

 

下り列車(松本方面)

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前回のダイヤ改正で廃止された「スーパーあずさ」と「自由席」の表示。

下り列車は、新宿駅11:30発あずさ19号(現在の13号)が大月駅に、17:30発あずさ43号(現在の27号)が大月、富士見、下諏訪駅に、19:00発のあずさ49号(現在の31号)が韮崎、富士見、下諏訪駅に新たに停車するようになります。また最終の21:00発あずさ55号(現在の35号)は塩山、山梨市、石和温泉が停車駅に追加されます。

 

上り列車(新宿方面)

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上り列車は、松本駅8:00発あずさ10号(現在の6号)が新たに塩尻、岡谷、下諏訪、富士見、小淵沢、韮崎駅に、9:10発あずさ16号(現在の10号)が下諏訪、富士見駅に、15:50発あずさ44号が下諏訪、石和温泉、山梨市、塩山、大月に新たに停車するようになります。

 

「おうめ」「富士回遊」増発

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E353系のグリーン車。新宿ー八王子間で使うと1280円。グリーン車にしてみれば安いが、日ごろ使うには高いかもしれない。


新宿駅18:45発のはちおうじ3号はおうめ1号に置き換えられ、富士回遊は増発されます。

もともと「おうめ」は東京22:30発→新宿22:45発の1本しかなく、利用者から不評でしたので、利便性向上が期待できます。新宿ー立川間は現行の「はちおうじ」と同じ停車駅ですので、置き換えによって不便が生じるケースは少ないのではないでしょうか?

 

「富士回遊」については、現在の大糸線に入る「あずさ」を富士急行線に直通させることで増発。その影響で大糸線に入る「あずさ」の時刻が変更になっています。

 

まとめ

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今回のダイヤ改正は前回の「新型車両で統一、速達化」が目玉だった大規模改正を、ニーズに合わせて軽く修正した感じ。今回もE353系ならではの改正が目立ちます。車両の性能を生かして、停車駅を増やしても所要時間を極力増やさないダイヤとなっています。

 

千葉発南小谷行きの廃止は残念ですが、この列車は通勤需要も拾っていて、停車駅がかなり多い分、慢性的に混雑しています。大糸線直通需要と通勤需要を分けた方が利用者としては使いやすいかもしれません。

 

以上、ダイヤ改正をざっくりと見ていきました。

皆様もぜひ「あずさ」で旅立ってみてはいかがですか?

 

 

【穴場グルメ】長野道みどり湖PAの山賊焼定食が美味

パーキングエリアにもグルメがある!

フードコートやレストランが豪華な「サービスエリア」は全国にたくさんあります。

 

しかし休日、年末年始、お盆などの繁忙期(?)は、サービスエリアまで入るのに渋滞したり、到着してもレストランが激混みだったりして、落ち着くのは難しいかもしれません。

 

一方の「パーキングエリア」はそこまで混雑していないものの、トイレやコンビニだけの地味なイメージが先行します。ところが、時々あるんですよ、そこに穴場グルメが!

 

ということで、「これは美味しい!」と思ったパーキングエリアグルメ第一弾、「みどり湖PA白樺亭の山賊焼定食」をご紹介します!

 

長野道塩尻ICの手前、みどり湖PA

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塩尻ICの少し手前(名古屋・東京方面)にあるみどり湖PA。そこにある食堂「白樺亭」が今回のグルメの舞台である。

 長野県の塩尻IC付近にあるみどり湖PA。東京方面からは、「恋人の聖地」を自称している諏訪湖SAの次の休憩所になります。

 

みどり湖自体は人造湖らしく、付近には変わった温泉のほかに特に何もありません。

物好きのためにその「変わった温泉」のリンクを貼っておきます…

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入口は地味でいかにもPAという感じですが、ここには食堂が併設されています。

ここの名物は「ひとくち山賊焼定食 780円」

 限定30食とのことですが、平日夕方に訪れた時にはまだ残っていていました。

 

食券を買ってカウンターへ。

定食類のご飯のおかわりが無料で、入口に炊飯器が置かれています。

 

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食券を買ってカウンターに提出するタイプの食堂。価格もリーズナブル。

 

 

 

 

信州名物山賊焼を「揚げたて」で食べられる!

 「山賊焼」とは、長野県のご当地グルメの一つ。

鶏肉をニンニクを効かせた醤油だれに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げたものです。

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「ひとくち山賊焼定食」780円。シンプルながら本格的な山賊焼を楽しめる。

 ここの食堂の良いところは「揚げたて」で山賊焼を食べられるところです。

食券をカウンターに渡すと「少々お時間がかかります」と案内され、注文が入ってから揚げてくれます

 

周囲のお客さんもこの「ひとくち山賊焼定食」を頼む方が多く、名実ともに人気がある様子。地元の方の間でも有名です。

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出来立ての山賊焼からはニンニクと醤油の香ばしい香りが漂う。このボリュームで780円は割安なのではないだろうか。

 食感としては唐揚げと竜田揚げの間くらいのパリパリさで、中はジューシーな仕上がりです。ニンニクの効いたたれの風味が香ばしく、おいしい!ですがひとくちでは食べられません。

 

皿の端についてくるマヨネーズをつけると味の変化が楽しめてなお良し!

 

個人的には山賊焼というと量が多くて食べきれないイメージがありましたが、こちらなら食欲普通の筆者でも食べきれました。この「ひとくち山賊焼」はお持ち帰り用も販売しているので、お土産にもいいかもしれません。

 

土休日でSAが混雑しているときは、本格的な山賊焼をPAで食べてみてはいかがでしょうか?

 

【台風被害から1か月】北陸新幹線の水没は想定出来たはずでは?

台風19号で北陸新幹線の3分の1の編成が水没

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廃車が決定された水没した車両。

台風の影響で車両及び基地が浸水被害を受けた、北陸新幹線。

車両基地が約2mかさ上げされていたものの対策もむなしく浸水し、10編成が水に浸かりました。

 

現在は東京-金沢間でほぼ通常通りの本数を維持していますが、繁忙期は車両が足りなくなる可能性は十分にあります。

 

鉄道マニアの間では「北陸新幹線の車両を確保するためにどんなことが起こるか」が注目され、上越新幹線に使用されている2階建て新幹線E4系の延命によって、E7系での置き換えを先延ばしにする説が有力です。

 

車両面のやりくりは置いておいて、車両基地が浸水したのはなぜなのでしょうか?

 

台風被害直後では、基地付近のハザードマップを探し出して「10mは浸水する地域だった」というメディアの記事が目立ちました。

 

ところが多くのメディアでは、JR側の「設計当時にはハザードマップがなく、約2mの盛土をして対応した」というコメントを受けてからは車両基地浸水の原因の追及は止めてしまい、廃車になる新幹線の哀れな様子を映すことに終始しています。

 

しかし「対策は十分だったのか」という点については、もっと詳細に検討するべきで、再発防止の観点からもそれは大切なことです。少し考えてみたいと思います。

 

 

長野新幹線車両センターの被害と現状

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 豊野駅より徒歩15分、北陸新幹線の車両が所属する長野新幹線車両センター。

先日の台風19号によって周辺の河川が決壊・氾濫した影響で、車両とセンターの1F部分が浸水しほぼ機能出来ない状況が続いています。

訪問時は水没した車両センター1Fの掃除や片付けも行われていました。

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車両センター周辺は広範囲で浸水し、1か月経過しても爪痕が残る。

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車両センター内にあった物置は傾いたまま。車両センター下にあるコンクリートから約2mのかさ上げがされていることが分かるが、対策はむなしく、物置には浸水当時の水位がうっすら線として残っている。

新幹線の車両は水没しただけでなく、一部の編成が水に浮いて脱線

車両の停止位置がずれているのも、浸水時の水の力によって動かされたと考えられます。

車両センター内では新幹線の車両を分割・移動して廃車の準備を進めているようで、連結器カバーが外されています。

 

なお、浸水した8編成の廃車が決定、残り2編成も廃車の手続きが進められており、北陸新幹線は10編成の車両をを失うことになります。

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一番左の編成が脱線していることが分かる。停止位置のずれも浸水時の水の力によるものであったと考えられる。

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連結器カバーが外され、車両の分割・移動作業が進んでいる。写真ではわからないがLED式行先表示器の内側に水滴も確認され、廃車時に再利用できる部品の数は絶望的だろう。

 なぜ浸水したのか

車両センターは明らかに浸水しやすい地形

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車両基地周辺は川幅が狭くなり、川が合流するので水位が上がりやすい。

車両基地は千曲川近くにあり、川が氾濫してつくった平らな低地にあります。

千曲川はこの地図では下(南)から上(北)に向かって流れています。

車両基地の北側では少し標高の高い台地や山に挟まれ、千曲川が流れる方向に向かって狭くなる地形になっています。そのため大量の水が千曲川を流れると、狭くなった部分であふれやすくなるのです。

 

さらに車両基地の周辺では、小さな川も含めて多くの川が合流していることが分かります。

川が合流する場所は当然水量が増す部分なので、大雨が降った際には浸水する可能性も高くなります。

 

このように地図だけを見ても明らかに浸水リスクの高い場所に車両基地があることが分かります。

 

そのため、おそらく安い建築費用で広い土地を確保しようとしたJRは、この土地を選んでしまったとも考えられます。

 

先人たちも浸水リスクを伝えている

車両基地周辺にはかつての洪水の水位を表す案内があります。

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車両基地近くにはかつての洪水の水位を示す柱がある。その水位はJRが「十分」としていた2mを優に超す。

この柱は昭和18年に地元の人が私費で建てたものを平成4年に建て直したもの。

洪水による浸水リスクを示したものは新幹線の建設前から存在していたということになります。

 

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地名に「沼」がつく場所は何度も近くの河川が氾濫し「沼地」になっていたことを示す場合がある。

また「赤沼」「長沼」といった「沼」のつく地名も、かつての浸水リスクを示したものである可能性があります。

 

このように洪水の危険が示唆されている場所であるのにも関わらず…

新幹線の高架は車両センターに合わせて、施設付近だけ低くなっています。

実際に北陸新幹線の本線が台風の影響で浸水したのは、この高架の低くなっている部分だけでした。

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車両センター周辺は高架が低くなってる。もし車両センターをさらにかさ上げするとしても、写真にある跨線橋も架け替える必要があり、莫大な費用が掛かることも予想される。

車両センターの被害は車両だけではない

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台風19号の被害によって車両を失ったJRですが、それだけが損失なわけではありません。

当然車両基地が使えなければ車両を定期点検することもできませんし、なんとか8~9割の本数を維持している北陸新幹線ですがその分のしわ寄せがほかの車両センターに来ていることは想像に難くありません。

 

一刻もはやい復旧を目指すことも大切ですが、再度このようなことが起こらないように具体的な対策を考えるべきです。

少なくとも2mのかさ上げで浸水被害を防げると思っていたことは誤りだったことは、認識する必要があります。

 

いつもはJRには甘いですが…(笑)

今回は「車両を何とかすればいいだけ」ではないと…

長野県諏訪地域が「あずさ」の復旧の遅さに強い不満を抱いた理由

鉄道復旧には時間差があった

はじめに、台風で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

 

台風の影響で長らく運転を見合わせていた、中央線の特急「あずさ」。

 

10月末に運転を再開し、松本近辺では日常を取り戻しつつあります。

 

一方、北陸新幹線は車両が千曲川の決壊で半身浴状態になり、廃車が確定。

 

なんとか現在では通常の8~9割くらいの本数を維持し、こちらもアクセス自体は困ることはありません。

 

台風のあと、長野県内では

中央西線(塩尻ー名古屋)→北陸新幹線(東京ー長野)→篠ノ井線(塩尻ー松本ー長野)→中央東線の一部が復旧→「あずさ」

の順で動けるようになりました。

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北陸新幹線の東京ー長野間の復旧は早く、中央線特急よりも先に運転が再開されました。

 

これによって長野県内は台風以来「陸の孤島」となりつつあった現状を打破し、人の行き来ができるようになったのです。

 

ところが「新幹線は動くけど、あずさは来ない」という期間が結構あり、長野県内では諏訪地域を中心に、「あずさより新幹線重視なのか」と不満の声があがるようになります

 

なぜこのような不満が噴出したのでしょうか?本当に新幹線重視だから?

 

「新幹線」が先に運転再開をして、あとから「あずさ」が動いた今回のケース、地域別に状況を振り返ってみたいと思います。

 

一番被害が大きかったのは山梨県内の中央東線

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松本駅。中央線特急は長い間運休していた。

「あずさ」などが走る中央東線の復旧が遅れていたのは、山梨県の四方津ー梁川駅間など複数箇所の土砂流入。

 

被害を受けた場所が一箇所だけでなかったため復旧に時間がかかりました。

 

決してJR東日本が中央東線を後回しにしていたのではなくて、それだけ被害が大きかったと考えるほうが自然です。

 

その後だんだんと復旧していき、最後に残ったのが高尾ー相模湖間。

 

被害の大きかったこの区間では暫定的に下り線のみが使用可能となり、単線で徐行しながら普通列車のみ、大幅に本数を削減して復旧。

 

当然ながら、その区間の1本の線路には列車は1つしか入れません。

 

そのため特急は通常ダイヤでその区間に入れるはずがなく、中央東線が全面的に復旧するまで、中央東線の特急は運休を余儀なくされました。

 

「長野」は新幹線復旧に救われた

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長野県の県庁所在地である長野市。東京からは新幹線で1時間30分と、アクセスしやすい街です。

 

新幹線が止まっていた頃は、その他の在来線も麻痺状態で、どこにも逃げられず陸の孤島でした。

 

しかしながら、割と早い新幹線の復旧で救われることになります。

 

この間の台風では車両センターが千曲川の決壊で水に浸かりましたが、実はその周辺以外はそこまで大きな被害はありませんでした。

 

というのも長野以南の北陸新幹線は基本的に街中は高架、駅でないところは高台の外れかトンネルを走っているので、被害そのものは出にくい造りです。

 

また中央東線と違って山中を縫うように走る区間は少なく、基本的になだらかな高地か平野です。

 

このため土砂崩れなどの被害を受けることはありませんでした。

 

したがって線路自体の復旧は比較的早くすみました。(車両が水に浸かった中、よくここまで出来たなと筆者は思います)

 

そして1週間後には本数は少なくてもほぼ復活。ボランティアの方もアクセスがしやすく、多くの方が長野を訪れています。

 

「松本」では北陸新幹線がバイパスとして機能

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新宿ー松本間は普段ですと中央東線の特急「あずさ」で2時間半〜3時間です。

 

台風の影響で3週間近くにわたって「あずさ」が運休し、北陸新幹線が動くまでは、東京に出るために名古屋へ迂回するしかありませんでした。

 

ただ、北陸新幹線か復旧すると松本→長野→東京というルートで東京に行けるようになりました。

 

松本→長野間で特急「しなの」を使い新幹線ヘ乗り換えれば、所要時間は2時間半〜3時間。実は通常時でも「あずさ」とあまり変わりません。

 

料金としては新幹線に乗らなくてはならないので高額になってしまう点がネックですが、名古屋へ回るよりはマシです。

 

いや「バスがあるじゃないか」っていうと意見も分かりますが、そう簡単には行かないんですよ…

これに関しては後述。

 

「松本」も結果として新幹線に救われ、「あずさ」が動く前からほぼ普段通りの所要時間で東京ヘ行けるようになりました。

 

諏訪地域の交通は「あずさ」頼み

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上諏訪駅。あずさが復旧するまで特急列車が走る姿は見られなかった。

一方諏訪地域では、「あずさ」が復旧するまで東京ヘ向かうのに4〜5時間近い膨大な時間がかかっていました。

(新宿ー上諏訪間の通常は「あずさ」で2時間程度)

 

東京へ出るためには普通列車で特急接続駅まで移動する必要があり、上諏訪ー名古屋ー東京と移動すると5時間以上、上諏訪ー長野ー東京と移動しても4時間程度と、普段の倍以上の時間がかかりました。

 

そのため諏訪は松本よりも東京に近いはずなのに、「あずさ」が動かないことによって所要時間が松本よりも長く、経路も長くなるため費用も高くなるという逆転現象が起こります。

 

北陸新幹線が復旧しても、諏訪地域ではあまり恩恵が受けられなかったのです。

 

そのうえに諏訪地域では鉄道への直接的な被害が少なかったことも、不満を持つ要因として挙げられます。

 

これは逆に良かったことですが、遠く離れた山梨県内の被害と対照的に「線路はきれいなのにあずさが動かない」という不安は想像できます。

 

このような要因が重なったことで、諏訪地域の住民があずさの復旧の遅さに苦言を呈したとも考えられます。

 

高速バスだけでは代替交通にならない

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松本、長野、諏訪地域(岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野)と新宿あるいは池袋の間には、多数の高速バスが運行されています。

 

高速道路が復旧してから順次高速バスの運転が再開されましたが、すぐにどの便も満席に。

 

鉄道で輸送できる人員の数より圧倒的に少ない高速バスでは、鉄道の代わりとなる「いつも通りに移動できる交通手段」にはなりませんでした。

 

このためTwitterなどで「長野県の高速バスは動いてるので是非お越しください」と言われても、実際に移動するのは難しく、アクセスしにくい状況が続いていたことは否めません。

 

あくまで長野の主要都市と東京を結ぶバスは「鉄道が動いているときの補完する交通手段」という役割なのかもしれません。

 

長野県内では複数路線がバイパスとして機能できる例が少ない

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運休していた「あずさ」の影響で車庫にごった返すE353系。

台風の被害を受け順次復旧した長野県内の鉄道は、地域によって様々な影響がでました。

 

長野では北陸新幹線の早期の復旧でアクセスが容易となり、多くの観光客やボランティアの方が行き来できるようになりました。

 

松本では復旧の遅かった「あずさ」が使えない期間が長い中、長野経由で北陸新幹線を使うルートがバイパスとしての機能を果たし、北陸新幹線の早期復旧の恩恵を受けました。

 

一方の諏訪地域では鉄道に直接的な被害がなかったのにも関わらず、「あずさ」が復旧するまで長い間、東京との間の公共交通機関が事実上機能しませんでした。長野周辺でも、新幹線が復旧しない限りは身動きが取れない状況が続きました。

 

中央線の特急も北陸新幹線も、長野県内ではかなり重要な交通手段であり、当たり前ですがこれらの路線がないと人々の移動はほぼできなくなります。

 

長野・松本ー東京は高速バスと鉄道の競合が激しい区間ではありますが、移動する人口が多いため、高速バスは鉄道の補完的な手段にしかならず、「振替輸送」のような機能を果たすことはできなさそうでした。

 

現在はほぼすべての路線でJRは復旧している

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現在では多くの鉄道路線が復旧し、長野県内の鉄道は日常を取り戻しつつあります。北陸新幹線は一部列車が運休していますが、本数もある程度維持され、何時間も待つということはありません。

 

ボランティアなどではなくても、観光に訪れてくださる方が多くなるだけでも、支援になります。紅葉やリンゴ、栗などがシーズン真っ盛りですので、ぜひ訪れてほしいと、在住者の一人として思います。

 

 

 

 

 

「白骨温泉公共野天風呂」のベストシーズンを堪能【信州日帰り温泉探訪④】

標高1400mから湧き出る白濁の湯

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白骨温泉は紅葉真っ盛り。

「東の扉、西に白骨」と呼ばれる信州を代表する名湯の一つ、白骨温泉。

白く濁った温泉を自然の中で満喫できること、有名観光地である上高地などに至近であることから、多くの人に人気があります。

 

そんな白骨温泉は現在紅葉のベストシーズン。

一足早い秋を天然温泉につかりながら満喫しませんか?

 

 

3年ぶりに営業再開!絶景野天風呂

松本ICから国道とちょっとだけ狭い林道を進み1時間、山々に囲まれてほんのり硫黄の香りのする温泉街が現れます。

 

その温泉街の入口に、川へと下る階段と「公共野天風呂」の文字が…

「階段を下らなければ」という使命感に駆られ、湯気のある方へと進んでいきます。

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道沿いに「公共野天風呂」の文字があり、階段を降りきったところが受付になっている。

受付の前に券売機があり、520円の入浴券を買います。

(鉄道の指定席料金と同額…)

 

そのまま土足で進み、暖簾をくぐって脱衣所の入口で靴を脱ぐスタイルです。

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廊下には温泉分析書が貼られている。源泉かけ流し。

 

「野天風呂」というとワイルドな感じで外から見えてしまう気がしますが、よしずなどで覆われその心配はありません(特に女湯はしっかりとしている)。

 

白骨温泉は混浴の露天風呂もあり、抵抗感がある方もいるかもしれませんが、ここは男女分かれているので行きやすいと思います。

 

湯船から紅葉と川を眺める

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浴槽からは川を眺めることができる。湯舟には新鮮な源泉が注がれている。撮影は「人が入っていない時なら大丈夫」とのこと。

男湯には洗い場が2つ、シャンプーもリンスもボディーソープもあります。

脱衣所にはリターン式のコインロッカーもあって、セキュリティー面でも安心です。

こんなに設備の整っている野天風呂は珍しいですね…

 

ただ屋根は一部しかないので雨の日や雪の日はきついかも。

 

平日の昼間なのに、旅行客でしょうか、すでに4人も温泉でポカポカしてました。

いいな~

 

湯舟に浸かると、お湯は白く濁っていますが、硫黄泉ながら弱酸性とのことで、湯あたりしそうな感じはありません

むしろまろやかな感じ。ときどき黄色い葉っぱが落ちてきます。

 

源泉で注がれるときは透明に近いようで、こちらもドロドロではなくサラサラしています。

なるほど「お湯が白くならない」といって入浴剤を入れた過去があったわけで…(ちょっとした白骨温泉の黒歴史です)

 

源泉かけ流しですが泉温は温めで、源泉を薄めない熱交換器によって加温されています。

長く浸かっていられそうですが、おそらく40℃はある感じで寒くて凍えることはなさそうです。

 

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男湯と女湯で若干仕様が異なるが、どちらもダイナミックな野天風呂である。

 湯上がりに温泉たまごを食す!

湯上がり処はベンチやテーブルがある程度で、エアコンの効いた空間はありません。

夏は涼しいし、冬は温泉であったまればそれでいいのかも。

 

受付で温泉卵を税込100円で売っていたので食すことにしましょう。

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100円を払うと紙コップと卵を手にテーブルへ。たまごを割ってたれをかけたら完成!

お風呂あがりにまろやかな温泉たまごを食べながら風景を楽しむ。

現世から解放された気がします(筆者は前日報告会の発表を終えたばかり)!

テラス(というか屋根のない部分)からはからは、浴槽から見えた川をこちらからでも見ることができます。

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まとめ

白骨温泉の10月末は紅葉シーズン最盛期!(今年はちょっと遅い)

台風による被害もなく、設備が整いながらも絶景と野天風呂を楽しむことができます。

見た目によらずマイルドな温泉で湯あたりしにくい白骨温泉に是非一度浸かりに来ませんか?

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温泉街にはお土産屋もあり、風情がある。

インフォメーション

    • タイプ…日帰り入浴施設
    • 日帰り入浴時間…10:00~16:00
    • 構成…露天風呂1ずつ(男女別)
    • 源泉かけ流し1
    • 入浴料…520円
    • アメニティー…〇(リンスインシャンプー・ボディーソープ)
    • ドライヤー…あり
    • シャワー…あり
    • 混雑…平日〇、土休日△(◎:空いている⇔×:非常に混雑)
    • 泉質…カルシウムー炭酸水素塩温泉(中性低張性温泉)

アクセス

公共交通機関はバスがあり、1日何本か出ていますが、マイカーのアクセスの方が容易です。

途中一部ですが狭い箇所がありますので運転にはお気をつけください(付近の国道では事故が多い)。

通年でアクセスできますが、冬(11月以降)は冬タイヤをおすすめします。

 

夜鳴きそばってなんだ⁉最強ビジネスホテル「ドーミーイン」の魅力

旅行先や出張先で、便利に泊まれるホテルといえば、

「ビジネスホテル」です。

 

皆様はどんな基準でビジネスホテルを探しますか?

価格、駅からの距離、ベッドの広さ、食事…?

いや、ビジネスホテルはどこも変わらない?

 

地方都市であっても多くのビジネスホテルを選べるようになった今、

ビジネスホテル自体も多様化しています。

 

そんな中でも、筆者が最もおすすめのホテルチェーンは、

「ドーミーイン」。

 

何がそんなに良いのか!って…?

ビジネスホテルに温泉大浴場がある

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ホテルドーミーイン秋田にある大浴場。部屋着OK!。脱衣所には鍵付きロッカーがある。

ビジネスホテルというと、微妙に浅い欧風スタイルのユニットバスで

シャワーを浴びて軽く済ますという方も多いかもしれません。

 

しかし、ドーミーインには大浴場が…!

店舗によっては本格的な温泉が楽しめます。

 

例えば秋田駅近くのドーミーインは、

薄い褐色の肌がツルツルする温泉が注がれる内風呂、

高温サウナ、露天風呂などがあります。

 

また、この大浴場には部屋着やスリッパで行くことができます。

(要は温泉旅館と同じ感じ)

 

脱衣所が施錠されている店舗もあり、

その場合は部屋の鍵となるカードをかざすと開けられます。

脱衣所にも鍵付きのロッカーがあり、セキュリティーも万全です。

 

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風呂上がりに瓶の自販機。珍しくなったフルーツ牛乳を1杯。ビジネスホテルにいながら温泉気分を味わえる。

着心地抜群!快適な部屋着

ドーミーインの部屋着、ただの部屋着ではあるんですが、

健康ランドとかで着るなんか微妙な肌触りのやつに比べて、

格段に快適です(※個人の感想です。)

 

Google検索のサジェストには

「ドーミーイン 部屋着 素材」とか

「ドーミーイン 部屋着 購入」まで…

この着心地が気に入る人が多いのかもしれません。

 

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一見普通の部屋着だが、着心地はかなり良い。

そしてこの部屋着のまま、食堂やフロント、大浴場に行って大丈夫。

これも魅力で、ビジネスホテルですが部屋から出るときに

服装に気を使う必要がないのです。

 

明るい客室、使いやすいベッド

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ドーミーインの普通の客室のベッド。

このベッドを見てください。

 

普通の…ですよね。

ビジネスホテルでよくある、やけに中身がパンパンな枕が2つあったり、

シーツがあちこちにかかっていて上から何枚目で寝るのか!?ってやつも

ありません。

 

これは「ドーミーイン」が客室では普段通りに過ごしてもらいたい

というコンセプトでつくられているからです。

 

同様の理由で部屋の照明が明るい(間接照明ばっかりのやつでない)

つくりになっています。

 

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客室は「自分の部屋」のような空間。照明も明るい。

 

このほかには加湿器、枕もとのコンセントなど、

宿泊客の「使いやすさ」が重視されています。

 

 夜食「夜鳴きそば」の無料提供

ドーミーイン名物の夜鳴きそばとは、

夜に提供される、無料のラーメンのことです。

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夜21:30から提供される「夜鳴きそば」。あっさりとした醤油ラーメンで夜食にぴったり。

食堂へ行くと、スタッフの方から整理券みたいなものを渡されて、

カウンターにもっていくとラーメンを作ってくれます。

 

ちょっと待って出来上がったラーメンをすすります。

あっさりとした鶏がらの醤油ラーメンで、

この時間に食べている罪悪感がありません…。

 

23時の提供時間を過ぎると、

翌1時までカップ麺「ご麺なさい」が食べられるそう。

素敵なサービスです。

 

呑み屋で一杯やった帰りやお風呂あがりに夜食のラーメンをいただく。

これがドーミーインの醍醐味です。

 

地元の食材が食べられる朝食

ドーミーインの魅力で欠かせないものが「朝食」。

バイキング形式ですが和・洋揃っており、

地元の食材が食べられる点が魅力です。

 

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秋田のドーミーインではいぶりがっこ(たくあんを燻製にした郷土料理)や稲庭うどんなどが食べられる。

お時間に余裕があればぜひ朝食付プランをおすすめします。

 

ビジネスホテルと旅館のいいとこどりした感じのホテル、ドーミーイン。

価格帯は1万~2万くらいとちょっとお高めですが、

それ以上に満足できる内容だと思います。

 

旅行や出張で滞在先にあれば、一度お試しあれ。 

 

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筆者は手書きのきっぷで客車の急行津軽に乗車するために秋田で滞在した。