中央西線の特急「しなの」として、
長野ー松本ー名古屋を走る383系。
今回は普段走行することのない、塩尻ー富士見間に入線。
初秋の中央「東」線を走る「諏訪しなの」に乗車します!
普段は中央西線を走る特急「しなの」
意外と知らない方も多いのですが、
JR中央線は名古屋ー東京間を結ぶ路線です。
(厳密には異なりますが、ここではパス!)
中央線はその運行形態から、長野県にある塩尻駅を境に、
名古屋方面を「中央西線」、新宿・東京方面を「中央東線」として
区別します(きっぷの経路でも区別される)。
それぞれ中央西線の特急が「しなの」、中央東線の特急が「あずさ」として
運行され、普段中央西線と中央東線を直通する運用はありません。
現在、両者(中央西線・中央東線)をまたいで利用する場合は、
塩尻駅、あるいは松本駅での乗り換えが必須です。
中央線の建設当初は東海道線の迂回ルートとして使われたことがあったものの、
東海道新幹線の開通や所要時間の長さから、下火となりました。
しかし、たびたび中央西線と中央東線を直通する臨時列車があり、
例えば特急「木曽あずさ(189系)」や「あずさ木曽」号、
(普段中央東線を走る車両が中央西線へ乗り入れる)
それに対して「諏訪しなの」、急行「たてしな」(その逆!)
などが挙げられます。
昨年は「諏訪しなの」に加えて、189系国鉄型特急車両を使用した、
「木曽あずさ」が南木曽ー新宿間を走行しましたが、
今年は形式消滅!
今年は富士見ー名古屋間を走る「諏訪しなの」が単独で走りました。
富士見ー塩尻間乗車記
まずはきっぷ購入。
急遽乗ることを決めたので、当日に買いました。
窓側がほぼ埋まっている程度の混雑。
富士見駅からスタート!
持ち物少なく、今回はアンチも多いスマホ鉄です!
正直記録として撮るだけならスマホでもいいような気がしますが…
駅に着くとすでに383系がスタンバイ!
座席は進行方向と反対側のよう。
これは塩尻駅でスイッチバックするからです。
今回の長野エリアの鉄道ファンが喜んでいたのは、ヘッドマークです。
「臨時」や「団体」じゃなくて「しなの」。
一応内部も…。
普通の383系ですけどね!
そしてそして、JR東海の383系は普通車にもフットレストがついています!
車内に自販機もあるし、快適ですよね…。
乗車してしばらくすると、「いかにもJR東海さんっぽい雰囲気の人」が、
JR東海のジャンパーを着てグッズを配りにきてくださいました。
ステッカー!大変うれしかったんですが…
いや、これ大きくないですか!
どこにはるんだこれ…
微妙に先行列車につかえながら、
順調に塩尻駅に到着!
この駅で「諏訪しなの」は27分も運転停車です!
確か長野からの定期しなのが塩尻駅で追い越します。
「しなの」が「しなの」を抜く…
しっかり臨時だし、仕方ありません。
さて松本方面に帰るわけですが、表示をみてびっくり。
実は15:20はふつうのあずさなんですが、
15:24は松本からの「かいじ」号…
臨時特急「かいじ(信州かいじ)」はまるで急行アルプスのように、
途中駅にたくさん止まり、松本ー新宿間3時間超。
これだと高速バスとあまり変わりませんが、
今回のダイヤ改正における「あずさ」の停車駅減少を救済する列車で、
休日を中心に運行頻度は高め。
しかし、ネーミングは違和感が残ります…
補足:長らく更新を停止しておりました
院試や卒業論文の関係で、長らくこちらのブログは更新を停止しておりましたが、
これからも、見てくださる方がいらっしゃる限り、
気ままに更新を続けようと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。